『つまり、あなたがいくら理想的な夢や目標をもっていたとしても、
潜在意識が自分にとってふさわしくないと評価したら、
達成するための行動ではなく、
現状維持を続けることを選択してしまうんです。』
数年前、実際に身をもって体験するまで、
このことが本当には
身体と心で解っていなかったのです。
それまでは、薄っぺらな知識の一つに過ぎなかったのです。
大事なことだという単なる知識に過ぎなかったのです。
また同じ経験を繰り返すかもしれないですが、
数年前の体験は忘れることはないでしょう。
本当にこのプリンシプルの典型例でした。
当初は、
どうしたらいいのだろう、
何でこんなことになってしまったのだろうと、
自分を責めて数ケ月の間悩み、
迷惑をかけてしまった人たちに対する面目のことを考えたり、
当時興味のあった自己啓発系の本を再読したり、教会へ行ったり。。
全ては、潜在意識にあるコンフォートゾーンから来ていたのです。
いくらお世話になった人の勧めであっても、
潜在意識のパワーには及びません。
人の要望に応えることは本当に難しいことです。
特に、精神面にかかわることなら尚更です。
その場限りの事ではないのですから。
そういう場合は、お世話になった人に対して
いい格好をしようとか思わず、
素直に心から話すことが一番だと思います。
でないと、遅かれ早かれその人間関係が壊れる方向に爆発してしまいます。
今回の私の場合は同時みたいでした。：））
潜在意識はストレートに出てしまいます。
数年前のそのお世話になった人の勧めが
自分の夢やゴールと関係がないと
潜在意識が思ってしまったのでしょう。
実際、自虐的になり、説得しようとしている人を攻撃するようなことも言ったと思います。
でも、逆に言えば、潜在意識のパワーは
未来の夢やゴールに活かせば
大変大きな味方になってくれることでしょう。
大事な人の前で、
もし、状況に合わすことが出来ず、何か自分がおかしいと思ったら、
その時は格好をつけず、正直にそのままの気持ちを伝えるのが一番です。
中途半端に我慢するのも、後の爆発を大きくするだけかもしれません。
後になって、合わすことが自分のゴールに実はプラスになることが心から解れば、
潜在意識のコンフォートゾーンがその方向に移動するので、
その人の要望に沿うように潜在意識が働くようになるでしょう。
つまり、今度は現状に留まることが出来なくなります。
オファーを感謝して受けることになります。
全ては、潜在意識しだいですね。
無駄な抵抗はせず、正直に。
あるいは、コンフォートゾーンを差し替えることができるかどうか
自分の夢やゴールの為に本当に必要なことなのかどうか
客観的に落ち着いて分析してみる。
それが、精神的なことであるである場合は
客観的な理屈に依ることではないので、
十分な時間が必要になるのではないでしょうか。
いずれにしても、心を落ち着いた状態にすることは必須と言えます。
出来るだけ深いリラックス状態が必要です。
リラックスしていればいるほど、良い対応ができますし、
逆に直面した問題のおかげで、今まで思いもよらなかったような
素晴らしい考えが閃くようになります。
心が感情的な状態ではネガティブな判断になりがちです。
この姿勢が、ここ数年で実際に、身をもって学んだことです。