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戦争と差別がなくなる日


2016年5月27日は印象深い一日となりました。

オバマ大統領の広島訪問と演説

マイケル・ムーアさんの新作映画「世界侵略のすすめ」日本公開

この二つのことが同日に起こったことは、

今の私に良い刺激になりました。

人間の基本的な権利は

世界中で広められるように

努力がなされてきましたが、

戦争と差別は、最近逆に身近になってしまいました。

権益の奪い合い、宗教人種差別、テロ

私は、オバマさんの演説とマイケル・ムーアさんの映画、

それから、自分が最近学んできたことから

共通のことを感じ、感慨深い日になりました。

それは、お互いを「高く広い視野」を持って見るということです。

オバマさんの広島での演説では、

日本人の犠牲者のことだけでなく、

韓国人やアメリカ人捕虜のことにも言及があり

人類全体のことを慮るアティテュードが

人々に伝わったことは

大きな意味があるのではないでしょうか。

日本のニュースでは、

謝るべきではないというアメリカ国民の感情を

避けるためのものだとありましたが、

そんな計算を読むことは視野の狭さを感じてしまいます。

マイケル・ムーアさんの映画では、

表面的には今大きな問題を抱える

アメリカを励ます内容になっていますが、

世界中の人々が、世界を俯瞰する広い視野を持ち、

自分のことだけでなくお互いを尊重することが

人間として大事なことである、

というメッセージを感じることが出来て嬉しかったです。

この俯瞰するアティテュードを

世界中でシェアすることが、

基本的人権を尊重し、

偏見と差別をなくすことに

自然とつながっていくことになるのではないでしょうか。

そうなれば、当然戦争も無くなっていくのではないでしょうか。

俯瞰するアティテュードは、

宗教的には、神様に少しでも近づくこと、

少しでも神様に近いところから

世界を俯瞰して見ることになるかと思います。

より大きな愛を感じて世界を観ることになります。

そこには戦争と差別なんてくだらない

人間の狭い考えが人間自身を苦しめているだけだと、

「高く広い視野で」人間の生きる道を

感じることが出来るのではないでしょうか。

5月27日はいい映画を映画館で観れたという

普通の一日として過ぎるところでしたが、

その後オバマさんの演説をインターネットで見たことが切っ掛けで

大変印象深い、意義深い一日であったことに気付きました。

平和公園からの帰りがけ、

オバマさんは安倍さんに

「きょうはあくまでスタートだ」

と仰っておられたとのことです。

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