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羽生結弦選手 2018.02 @平昌オリンピック


今日フィギュアスケート男子個人ショートプログラムの演技をたまたまテレビで観ました。

ちょうど最終グループの数名の中に羽生さんと宇野さんがいて

しばらくテレビにくぎ付けなってしまいました。

羽生さんの演技は素人が見ても満点に違いないとはっきりと分かりました。

アナウンサーは「異次元の演技」と表現していました。

羽生さん以外の選手は小さなミスも含めてどこかに無理があったりしましたが、

羽生さんだけは別格でした。

この最終グループ全員の演技が終わった後、羽生さんのインタビューがあり、

その中で印象的だったのは、

今回のオリンピックの前何か月もの間、怪我によるブランクがあったのですが、

「練習できない間はいろいろなことを考える貴重な時間になった」

「自分にはオリンピックの経験があるし、この大会に備えてやるべきことはやった」

というような自信に満ち溢れた言葉でした。

この「やるべきことはやった」という個所が私にとって特に印象的でした。

やるべきことをやったから、後は演技をするだけ。

簡単なこと。

卑近な例かも知れませんが、

東大受験でやるべきことをやって、

自信を持って受験中も特に焦ることもなく(合否の感覚を超えて)

余裕で受けることができた。

そんな受験生のことが自然と頭に浮かんで来ました。

トップを走る人の余裕。

羽生さんの演技と言葉から、

フィギュアスケートやアスリートとか

そういう枠組みを超えたもっと普遍的な、

本来誰にでも持ちうる自分に対する自信というものを感じました。

やるべきことはやったのだから、

後は神様と一緒にいて、新しいブレークスルーをエンジョイするだけ。

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