ボヘミアンラプソディー
IMAXで既に観ていましたが、
もう一度見ておきたくなりました。
今回はIMAXがほぼ満席だったので
仕方なく空いていたレギュラースクリーンで観ました。
今日は音響やスクリーンに
圧倒されることはなかったですが、
何故かレギュラースクリーンで見た方が感動的でした。
単に2回目だったから
より細部にまで臨場感が
伝わって来たということかもしれません。
もしかしたら、レギュラースクリーンの方が
映画らしいサイズ感があり
安心して観れたのかもしれません。
音も満足できる十分なクオリティでした。
この感動は、私にとって実物のフレディマーキュリーや
クイーンと言うバンドとオーディエンス、
それぞれのメンバーのリアルが投影されていることの証しでした。
映画の枠を超えて、実際の人物の生きた輝きとそれに呼応した観衆との繋がりが
ライブ感覚で伝わって来ました。
クイーンがフルメンバーで活躍中は
彼らの曲を聞くたびに子供っぽさを感じる様になり
暫く聞かなかった事もありました。
またフレディのソロアルバムに物足りなさと何か違和感を感じていました。
しかし今、バンドとしての、分かりやすく無垢な楽曲と
フレディ・マーキュリーのこちらも分かりやすく愛着のあるパフォーマンスが
大衆とダイレクトに繋がる大きなパワーとなったということがよく分かります。
哲学的とか前衛的とかといった曲では大衆とバンドの繋がりやライブに
このダイレクトなパワーは成り立たないのではと思います。