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「フレーム」は両刃の剣


あるフレームに心がハマった時、

無意識にそのフレームのパターン通りに動いてしまうことがある。

無意識だから、

意識できるまで

その行動パターンを変更できない。

例えば、

私は歩道を歩いていて20-30メーター前方の道を渡ろうとしている時に、

その歩行者用信号が赤から青になったのを見て、

「余裕で渡れる」というフレームにハマってしまいました。

一瞬考え事とかで他に気を取られたりしていると、

歩道の直前で既に信号が赤になっていることに気づいたのですが、

無意識はもうとっくに渡る態勢なので

身体がそのフレームから抜け出せず無理に渡ってしまうということがありました。

信号待ちをしていた車数台のドライバーは明らかに驚いた様子で

何という歩行者だろうと思ったに違いないです。

私としてはあからさまにワザと渡ったのではなく、

身体がもうそのフレーム通りに動作していて

全くの信号無視の状態を何故か止められなかったという感じです。

渡っている最中自分が最悪の状態にいる感覚になりましたが、

時既に遅しで4車線の車道を渡り切ってしまいました。

フレームにハマる(っている状態の)怖さを感じました。

もちろん、この現象を自分の夢や目的の達成のために働かせることができれば、

逆に圧倒的な飛躍(例えば、日々の作業効率など)につながるということだと思います。

それぞれの作業ごとにフレームを持っておくと、

気付いた時にはすべて完了しているという具合に。

もし思考作業であれば、

物理的制約がなくなるので複数の思考が同時に行えることに気づくかも知れません。

何より、無意識の世界には制約がないので、

任せておけば、並列的思考が無制限にされるはずです。

ただ、両刃の剣であるということです。

例えば、人生というより大きな絵では、

夢やゴールを

リアルに、人生をかけて持っていない場合、

気付いたら、損得勘定のような低レベルの間違ったフレームにハマっていて

無意識にとんでもないことをしてしまっている可能性もあるのでしょう。

先日の横断歩道の場合では、

「渡れないパターンもある」というフレームを持っていれば

たとえ直前でも赤信号に気付いてすぐに止まれたかもしれません。

より正確には、

例えば、事故ゼロの交通社会を作るという目標や献身をリアルに持っていれば、

より良いフレームを心に持てているのではと思います。

いつも、最高に良いゴールを感じていたいです。

What are you dreaming?


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